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第158話 昭和四年創業の老舗串カツ店

Author: あるて
last update Last Updated: 2026-03-12 05:18:56

 スイーツ巡りを堪能した後、腹ごなしも兼ねてあちこちを散策して回った。

 普段はあまり行かないゲーセンでリズムゲーをしたり、ボーリングやビリヤードで体を動かして消化を促す。

 三時間もする頃にはお腹が空いてきた。

「もう腹減ったのかよ。どんだけ胃腸が丈夫なんだ」

「健康優良児と言ってくれるかな」

「まぁいいけどよ。それで、何を食べたいか決めてあるのか?」

 今日出かける前に、それぞれ何を食べたいかを決めておくようにと言われている。

 わたしもいろいろ探してたんだけど、さすが大阪。食べたいものがいろいろありすぎて困っちゃう。

「わたしはまだ決めきれてない……」

「なんだ、いつも率先して決めるゆきにしては珍しいな」

 だってどれも美味しそうなんだもの。

「わたしはお好み焼きが食べたいです」

「またかよ! 楓乃子は昼にも食べてただろうが。どんだけ粉もんが好きなんだ」

 わたしも一口もらったし、お好み焼きはどっちかというとお昼ごはんにでも食べたいかな。

「もつ鍋」

「相変わらず選択が渋いな、茜。たしかに美味そうだな」

 もつ鍋は候補に入ってなかったけど、確かに美味しそう! 悩みが増えてしまっ
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